おすすめのコケ取り剤 APT FIXの使い方
THE 2HR AQUARISTのおすすめのコケ取り剤 APT FIXの使い方を紹介します。APT FIXは、熱帯魚やエビ、水草に優しい成分で、水槽のコケを効果的に取り除くことができます。
この製品は水草の専門家であるデニス・ウォンによって開発されました。
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コケ取り剤 APT FIXとは?
APT FIXはコケのタンパク質と結合することでコケの細胞を不活性化させます。有効成分は水中で活性化しますが、バクテリアによって急速に分解されます。そのため長期的に水槽内に蓄積することはありません。
APT FIXは様々なコケ類を安全かつ効果的に抑制することができます。黒ひげコケ、藍藻、サンゴ状のコケ、ほこり状のコケ、スポット(斑点)状のコケ、糸状のコケなど、ほとんどのコケ類に効果的です。水草や生体にやさしく24時間ほどでバクテリアによって分解されます。
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水槽内になぜコケが生える?
たくさんの健康な水草は、コケに対する一番の自然防御策ですが、水槽内では予測不可能なことが多々あります。フィルターやCO2ディフューザーが目詰まりすると水流やCO2濃度に影響を与えます。魚に餌を与え過ぎることもあります。これらの環境の変化は、コケ類に発生する機会を与えます。
APT FIXはコケの根本的な弱点(保護細胞壁)をターゲットにすることでコケを弱らせます。コケに直接スポット投与することで、コケ類の成長を止めることができます。
ただし、水槽にコケが生えるということには必ず原因があります。その原因を取り除かない限り、コケはまた復活をします。
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おすすめのコケ取り剤 APT FIXの使い方
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おすすめのコケ取り剤 APT FIXの効果の例
2日目には色が変色し、これらは分解するかコケ取り生体やバクテリアによって処理されます。7日目までに葉にはほとんどコケがなくなりました。
こちらは流木です。2日目までに変色し5日目には白くなりました。ブラシなどで簡単に取り除くことができます。
石に生えたコケも3日後には消えています。
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APT FIXの使い分け方
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コケが生えない環境づくり
健康な水草が多い水槽は、コケの発生を自然に防ぎます。コケが増える原因の一つは、水草の少ない水槽です。そのため、水槽の大部分、特に底面の70%以上を水草で埋めることがおすすめです。
APT FIXを使っても、コケに侵食された水草が元の健康な状態に戻るわけではありません。コケがついた葉は、もともと弱っている可能性があり、修復は難しいです。水草の葉は、人の皮膚のように再生しません。
コケが生えている葉は取り除き、水槽の環境を整えることが大切です。
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よくある質問
APT FIXを毎日、規定量を投与することはできますか?
→可能です。毎日、規定量を投与することで、ガラス面のコケを抑制する効果があります。
どのくらいの頻度で投与できますか?
→24時間ほどで自然に分解します。規定量を24時間後、再度投与することができます。
コケがたくさんあります。規定量を超えて投与することはできますか?
→各コケにスポットで規定量以上を投与し、すぐにたくさんの(50%-70%)水換えを行なってください。
コケや貝のついた水草を新しい水槽に入れたくない場合、どうすればよいですか?
→例えば、水20mlにAPT FIX / APT FIX IIを1ml入れて5%の溶液を作り、それに水草を約10秒間浸けてください。
水草に害はありますか?
→基本は規定量では問題ありません。ただし、規定量を全て同じ場所に噴射すると、水草にダメージを及ぼす可能性があります。すでに水草が弱っている場合も、同じくコケと水草どちらも影響を受けます。またモスやリシア、バリスネリア、ボルビティスなど、細胞構造が他の水草よりもコケ類に似ている水草は影響を受けやすいため、それらの水草にスポットで使用しないでください。 このようなケースではAPT FIX IIの使用をおすすめします。
APT FIXは魚やエビを殺しますか?
→規定量で健康な魚、エビ、その他の生体に害を及ぼすことは基本はありません。ただし、非常に敏感な生体を飼っている場合や、生体が弱っている場合は使用を避けた方が賢明です。
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コケの種類別対策方法