ウォーター・バコパ種の育て方
ウォーター・バコパの育て方とトリミング方法について解説します。この水草は育成が簡単であり、好条件下では美しい色を引き出すことができます。
今回の情報はTHE 2HR AQUARISTのデニスの研究結果に基づいています。
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どんな水草
ウォーター・バコパ(バコパ・カロリニアーナ)は、葉をちぎるとレモンの香りが広がります。この水草はアメリカのフロリダに自生し、汽水環境でも育ちます。中型の有茎草で、低光量では緑色に、一方で高光量ではブロンズやピンク色に変化します。
ウォーター・バコパは非常に丈夫で育てやすい水草です。ブロンズ色を引き出すには高光量が必要で、軟水でも硬水でも育ちます。CO2添加なしでも成長しますが、CO2を添加するとより大きく、丈夫で美しいピンク色に発色します。美しい色を引き出すためには、明るい場所に植える必要があります。成長速度はゆっくりなので、頻繁なトリミングは必要ありません。
右隣にある水草がバコパ・サルツマニーで、ブロンズ色の水草はウォーター・バコパ(バコパ・カロリニアーナ)です。
バコパ・コロラタはカロリニアーナよりもかなりピンク色に育ちます。
バコパ・サルツマニーはより軟水を好みます。
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ウォーター・バコパ種の育て方
- 明るい場所に植える。
- 環境が安定した水槽ではコケ類を回避できます。
- CO2を添加すると、より良い色に育ちます。
- 十分な栄養素は着色を助けます。小さなサイズ、過度にカールした葉は栄養不足な可能性があります。
- 高光量でより着色します。
ウォーター・バコパは高光量と十分な栄養素を投与すると、魅力的なブロンズ/ピンク色に育ちます。
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ウォーター・バコパ種のトリミング方法
この水草は時間の経過とともに自然に側枝を発達させます。即芽が5cmほどに成長したら、親株から切り取り、他の場所に植えることができます。数回のトリミング後、下部が劣化してくることがあります。下部が劣化したら新芽を切り取り、植え替えを行いましょう。
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まとめ
ウォーター・バコパは成長が遅く、管理も簡単です。広範な条件で育てることができますが、良い条件で育てれば美しい色を引き出すことができます。