ルドウィジア・パンタナルの育て方

2025年6月27日

この記事では、ルドウィジア・パンタナルの育て方について詳しく説明します。パンナタルはルドウィジア・インクリナータの品種の中でも育成の難しい部類になります。

この記事の内容は2HR Wayに基づいています。

  • どんな水草?

ルドウィジア・パンタナル

ルドウィジア・インクリナータ 'パンタナル' は、ルドウィジア・インクリナータの中でも、オレンジ~赤系の色合いを持つ品種です。南米原産で、中央の茎から赤みがかった細い葉を広げる、成長の早い有茎草です。長年アクアリウム愛好家に親しまれてきましたが、成長が早く育成がやや難しいため、他の赤く色付く水草ほど人気はありません。

この水草は、中央のアクセント(センタープラント)としても、水槽の後景草としても使うことができます。ただし、成長が早いため、形を整えるのが難しく、トリミングの頻度も多くなります。成長につれて草姿が変わるため、美しいレイアウトを保つにはこまめな管理が必要です。

水質は、軟水(KH 3dH 未満)でよく育ちます。この水草はリッチな環境を好むため、強い光、高いCO2濃度、そして高い栄養素を好みます。育成条件には非常に敏感で、環境の変化に素早く反応します。色や形の変化は、環境が変化してから通常1日以内に見られます。環境が悪いと、葉先が発育不全になることがよくあります。光量が少ないと、上部の葉が緑がかった色になる傾向があります。 この水草は多くのアンモニア態窒素を必要とします。そのため底床には、栄養系ソイルAPT Feastを使用することが推奨されます。

ルドウィジア・インクリナータ 'パンタナル'良好な環境では水草の新芽は満開になります。条件が理想的でない場合は、先端の発育不全が最初の兆候となります。この写真は液体栄養剤 APT COMPLETEとAPT Feastを使用して育成したものです。
  • ルドウィジア・パンタナルが好む環境

  • 軟水(KH3d以下)が必要です。GHには寛容です
  • 高いCO2濃度(30ppm以上)が必要です。
  • 高光量(100umol 以上のPAR)
  • 1 週間に数cm成長するので、高さのある水槽に適しています。

ルドウィジア・インクリナータ 'パンタナル'

  • トリミング方法

ルドウィジア・パンタナルは、上部からトリミングできます。旺盛に成長している場合は、根付いた部分から新しい茎が伸びてきます。しかし、新しい茎は乱雑になりやすいため、トリミングで茂みを作るのは一般的に困難です。

上記の理由から、大きくなりすぎた場合は新芽を植え替えすることをお勧めします。これにより、茂みを維持しやすくなります。この水草は急速に成長するため、手入れが面倒な場合があります。これがこの水草を栽培する際の最大の欠点です。


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