ルドウィジア・セネガレンシスの育て方
今回はルドウィジア・セネガレンシスの育て方、赤くする方法、そしてトリミングについてご説明いたします。ルドウィジア・セネガレンシスは美しい水草ですが、育てるのは難しい種類の一つです。
以下の情報はデニスの研究結果に基づいております。
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どんな水草?
ルドウィジア・セネガレンシスはアフリカ原産で、最初は「ギニア」という名前で知られていました。この水草は、特徴的な赤い葉が人気であり、最適な条件下で育てると、小さなサイズの有茎草で、赤い網目模様の葉を持ちます。そのため、中景で使用するのが最適です。
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ルドウィジア・セネガレンシスの育て方
ルドウィジア・セネガレンシスは、水槽内の環境によってさまざまな成長の形態を示します。光量が少ない場合、葉はより緑色になります。高光量の環境(赤いスペクトルが強い)では、中心線を除いて葉が赤くなります。栄養不足の場合、葉や茎が小さくて細くなります。逆に、栄養が豊富な環境では、より大きく成長する傾向があります。
ルドウィジア・セネガレンシスを育てる際には、栄養豊富なソイルを使うか、固形肥料であるAPT JAZZを供給すると、育成が簡単になります。CO2に関しては、多くは必要ありませんが、CO2を添加することをおすすめします。CO2濃度や栄養素などの環境が不安定な場合、水草が簡単に枯れる可能性があるため、注意が必要です。枯れた場合、葉の先端が発育不全の症状を示すことがあります。
水質については、ルドウィジア・セネガレンシスは軟水を好む傾向がありますが、極端に軟水にする必要はありません。
ルドウィジア・セネガレンシスは中景に適しています。脇芽はあまり出ないので密にはなりません。
低光量で栄養素が薄いと赤ではなく黄緑になります。
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トリミング方法
ルドウィジア・セネガレンシスの下草部分は繊細で、痛みやすいため、基本的には健康なトップス部分を切り取り、植え替えを行います。また、脇芽が出ている場合は、これを切り取り、他の場所に植えることができます。
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まとめ
ルドウィジア・セネガレンシスの葉は美しいワインレッドの色をしており、アクアリウムのレイアウトにおいて素晴らしいワンポイントとなります。充分な光量が確保できれば、育成はそれほど難しくありません。ぜひ挑戦してみてください。