ルドウィジア・スーパーレッドの育て方
今回はルドウィジア・スーパーレッドの育て方とトリミングについて解説します。ルドウィジア・スーパーレッドは鮮やかな赤色で美しい水草ですが、下の葉が比較的早く劣化し、頻繁に植え替えが必要で、管理が少し手間がかかる水草です。
この情報はデニスの研究結果に基づいています。
-
どんな水草?
ルドウィジア・スーパーレッドは美しい赤色に成長し、そのために人気のある水草です。この水草の葉は上から下まで完全に赤色に染まります。成長するにつれて背が高くなる傾向があるため、中景または後景で使用するのが最適です。
ルドウィジア・スーパーレッドは広範な水質条件で育成できますが、美しい色合いを楽しむには高い光量が必要です。この水草は窒素の供給量によって成長の大きさが変化するため、窒素の供給量が適切かどうかの指標になります。窒素は底床からでも水中からでも吸収できます。
左の画像は APT ZEROを使用して育てたスーパーレッドで、右の画像は APT COMPLETEを使用して育てたものです。
-
ルドウィジア・スーパーレッドをより赤くする方法
強い青と赤のスペクトルを持つ高光量(PAR値50-100umols)のライトとCO2の添加によって、より鮮やかな赤色に育てることができます。
水草を育てる際、最終的な望む高さよりも少し下でトリミングを行います。前景部分は短くカットし、後景部分は高く残して、傾斜を整えます。トリミングした茎の下部から新たな芽が発生するため、必要のない場所に脇芽が出てしまった場合はそれを切り取ります。
-
まとめ
ルドウィジア・スーパーレッドはトリミングに弱く、下の葉が痛みやすい性質を持っています。葉が劣化してきた場合、植え替えを行うことで、長期間美しい状態を維持することができます。