1年持続する水草水槽用栄養系ソイル APT Feast
APT Feastは、最大12か月間水草に栄養を供給するため、この期間中はAPT JAZZなどの固形肥料を追加する必要がありません。同様に、APT STARTも使用する必要はありません。
◻︎使い方
最初にAPT Feastを入れます。次に既存の水槽から少量の汚れやソイルを混ぜるとバクテリアの働きが促進され、水槽の立ち上げがよりスムーズになります。もし既存の水槽がない場合は、バクテリア剤を使用することも可能です。
レイアウトを完成させた後、水を張り、ライトはつけずにフィルターのみを2週間稼働させます。この「サイクリング」期間に重要なバクテリアコロニーが発達し、水槽の環境が安定します。
もし、サイクリングを行わずにすぐに水草を植える場合は、最初の1~2週間、毎日水換えを行う必要があります。特に、APT Feastのような栄養分が豊富なソイルを使用している場合、水換えを怠ると水草が溶けたり、コケが発生する原因になりますので注意してください。
水草を植えた直後から、液体栄養剤APT ZEROの使用をおすすめします。APT Feastは栄養が豊富ですが、新しい水草はまだ根を発達させていないため、ソイルから栄養素を吸収することができません。しかし、葉から栄養を吸収できるため、水草を追加した直後から液体肥料の投与を開始します。水草の成長が遅くなってきたら、APT COMPLETEに切り替えるとよいでしょう。
水草の植栽後の2週間は、大量の水換えを行うことが有効です。1週間に80%の水を換えることを推奨します。水草は新しい環境に適応する際、多くのエネルギーを消費します。十分なエネルギーを蓄えていない場合、水草は溶けてしまうことがあります。もし水草が溶け始めたら、より頻繁に水換えを行い、有機物を取り除くことでコケ類の発生を防ぐことができます。
また、水質に敏感な種類の水草(例: ブセファランドラ)は、環境が安定してから植えるのが理想的です。目安として、水槽の立ち上げ後2~4週間経過してからの植栽を推奨します。
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