レッドカボンバの育て方
レッドカボンバの育て方とトリミングについて解説します。通常のカボンバは簡単に育てられますが、レッドカボンバを美しく赤く育てるのは難しいです。
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どんな水草?
レッドカボンバは、赤くて細い葉を持つ有茎草で、通常の緑のカボンバと比べて育てる難易度が高いです。この水草は中南米に分布しており、美しい赤色と短い節間を得るには高い光量が必要です。節間が長く、上部の葉が緑色であれば、光が不足している可能性があります。栄養素を制限すると、小型かつコンパクトに成長します。栄養素の供給は水中からでも根からでも問題ありません。
一般的には軟水を好む傾向がありますが、ある程度のKH(炭酸塩硬度)にも対応できる特性があります。
レッドカボンバは成長が早いため、長期的な維持が手間となります。水草の健康を維持するためには、古くなった下部を取り除き、上部を切り取り、植え直すことがおすすめです。
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レッドカボンバを美しく育てるコツ
- 高光量のライト(100μmol以上のPar)
- 良好な栄養素
- CO2添加
- 水温が低く光量が高いほど密に育ちます
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レッドカボンバのトリミング方法
この水草は自然に分岐し、側芽を発生させます。側芽を切り取って新しい場所に植え替えることができます。茎が長く成長してきたら、植え替えを検討しましょう。
このレッドカボンバは約200μmolという高い光量で成長させました。肥料には APT COMPLETEを使用しています。
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まとめ
光量と強くすると不健康な水草(下部が劣化した有茎草など)や、有機廃棄物が蓄積しているとすぐにコケに覆われます。長期的に水草の健康と水槽内を清潔に保つことが、コケを生やさないコツと言えます。