ホシクサ・キングクリムゾンの育て方
この記事では、ホシクサ・キングクリムゾンの育て方、赤くする方法、そしてトリミングについて説明します。ホシクサ・キングクリムゾンは、その独自の美しい赤色が特徴の水草です。
この記事の内容は2HR Wayに基づいています。
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どんな水草?

この赤みがかったホシクサ、別名エリオカウロンは、元々インドで自生しています。水中で育てる場合、陸上での成長と比べて小さくなり、一般的には約7cmほどの大きさになります。この植物の根元は赤みを帯びており、葉の先端はオレンジ色に淡い色合いが見られます。

水上で育てたホシクサ・キングクリムゾン

こちらは水中葉
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ホシクサ(エリオカウロン)の育て方
ホシクサ(エリオカウロン)のさまざまな品種は、基本的な育て方は同じですが、中でもホシクサ・キングクリムゾンは育てるのが難しい部類に属します。一方で、ホシクサ・キレネウムなどは比較的育てやすい品種です。
光量とCO2濃度が適切な状態であれば、ホシクサは安定したペースで成長します。この水草は日陰に置かないようにしましょう。また、アンモニアが豊富なソイルAPT Feastでよく育ちます。固形栄養剤である APT JAZZも効果的な肥料です。KH(炭酸塩硬度)には非常に敏感で、その値が2以下であることが重要です。
キングクリムゾンは、ホシクサの中でも特に多くの光量とCO2を必要とします。この水草を健康に育てるためには、CO2濃度を最低でも30ppm以上に保つことがおすすめです。
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ホシクサ・キングクリムゾンを赤くする方法
- より強い光量(100umols以上)
- 水中の硝酸態窒素(硝酸塩)の制限。ただし、成長が遅くなり制限しすぎると不健康になる可能性があります。
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ホシクサ(エリオカウロン)のトリミング方法
ホシクサを育てる際、葉をトリミングするのではなく、苗が大きくなったらソイルから取り出して分離する方法が良いです。特に根の部分から分離すると、成功しやすいです。

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まとめ
ホシクサの中で赤い種類は珍しいです。特にキングクリムゾンは高い光量と高濃度のCO2を必要とします。この水草は、水槽の環境が安定してから植えることを推奨します。