リムノフィラ・アロマティカの育て方
リムノフィラ・アロマティカの育て方とトリミング方法について、THE 2HR AQUARISTのデニスの研究結果を元に、分かりやすく解説します。リムノフィラ・アロマティカは、水草の中でも育てやすく、独自の美しい色合いと形状を持つ種です。
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どんな水草
リムノフィラ・アロマティカは、アジア原産の水草で、育てるのが比較的簡単です。この植物は、アジアの水田でよく見られ、ベトナムではスープのハーブとしても使われています。
リムノフィラ・アロマティカは、多くの種類の水質に適応能力があり、成長が速く、背が高くなるため、後景に適した水草と言えます。
リムノフィラ・アロマティカを繰り返しトリミングすると、新しい芽が素早く発芽し、密な群生が形成しやすくなります。この植物は密集した状態に強く、何ヶ月もトリミングを続けることで、植え替えをせずに育てることができます。下草部分も簡単に劣化しません。
左:ニードルリーフ・ルドウィジア、右:リムノフィラ・アロマティカ
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リムノフィラ・アロマティカの育て方と赤くする方法
- 中程度の光量
- 極端な水質(高すぎるKH)は避けてください
- 肥料の与え方は水中からでも根からでも可
赤くする方法
- 青と赤のスペクトルの強い高光量のライト
- 水中の硝酸塩が少ないと、葉の上面がかなり赤くなります。(APT ZEROと栄養素の豊富なソイルか、固形肥料APT JAZZの併用がおすすめ)
硝酸塩の濃度が高いと、リムノフィラ・アロマティカの葉の上面が赤く変色することがあります。しかし、硝酸塩を過度に減らすと、他の水草に窒素不足が生じる可能性があるため、注意が必要です。
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まとめ
リムノフィラ・アロマティカは、丈夫で育てやすい水草です。トリミングにも適しており、管理が簡単です。もし葉を赤くしたい場合、他の水草が窒素不足にならないように慎重に観察しながら行うと、良い結果が得られるでしょう。