ニードルリーフ・ルドウィジアの育て方
今回はニードルリーフ・ルドウィジアの育て方とトリミング、そしてより赤く育てる方法についても説明します。
この情報はデニスの研究結果に基づいています。
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どんな水草?
ニードルリーフ・ルドウィジアは米国を起源とする有茎草で、しばしばルドウィジア・ブレビペスと混同されますが、ブレビペスの方がやや大きくなります。この水草は茎と葉が美しいオレンジ色に色づき、美しく育てるためにはCO2の添加がおすすめです。また、十分なスペースがある場合には横に広がる性質を持ち、小型水槽から中景や後景にも適しています。水質に関しても、この水草は比較的寛容で、育成が簡単な方です。硝酸態窒素(硝酸塩)を制限することによって、水草をより赤く成長させることができます。
この水槽のKHは9〜11dKHですが、健康に育っています。
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ニードルリーフ・ルドウィジアをより赤くする方法
高光量(PAR値50-100umols)と水中の硝酸塩を制限すると、この水草は赤くなりますが、制限しすぎると枯れる可能性があります。ただし、他の水草に比べて硝酸塩の制限に対する耐性が高いため、通常は他の水草よりも先に枯れることは少ないです。
左側は APT ZEROを使用して育てたニードルリーフ・ルドウィジアで、右側は APT COMPLETEを使用して育てたものです。
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ニードルリーフ・ルドウィジアのトリミング方法
ニードルリーフ・ルドウィジアはトリミングに非常に耐性があり、トリミングすると茎から新しい芽が形成され、群生しやすくなります。密に育てることにも耐えられ、何度もトリミングできるため、植え替えを頻繁に行う必要がありません。
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まとめ
葉が細く、特徴的な形を持つこの水草は、育成も簡単で初心者の方にもおすすめです。ぜひ1度育成にチャレンジしてみてください。