水を繰り返し替えても、水草の養分がソイルに残る。
化学者Travis Gregar氏が、7製品のソイルに含まれるアンモニウム態窒素を洗浄の前後で比較しました。APT FEASTの分析値は11から6へ。ほかの6試料の洗浄後は1〜2で、この試験ではFEASTの残存量が最も多い結果でした。
アンモニウム態窒素の抽出分析値(講演資料のNH4欄)| ソイル | 洗浄前 | 洗浄後 |
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| 旧アマゾニア | 10 | 1 |
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| アマゾニア2 | 5 | 2 |
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| APT FEAST | 11 | 6 |
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| Fluval | 1 | 1 |
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| Landen | 1 | 1 |
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| Netlea | 5 | 1 |
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| UNS Black | 4 | 2 |
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各製品1試料。200gのソイルに500mLのRO水を加え、24〜72時間ごとに交換し、計5L使用しました。数値はソイルから抽出した成分の分析値で、実水槽で養分が何か月続くかは測定していません。
出典:Travis Gregar氏、Minnesota Aquarium Society講演(2026年9月3日)。試験方法と元講演を見る
水草の根と、水槽の土台を育てる
APT FEASTは、お米を育てる土をベースにした、有機物を豊富に含む水草用ソイルです。水草が根を張る場所をつくり、バクテリアが定着する底床として水槽づくりを支えます。
粒が崩れにくく、状態に応じて再利用できる点も特長です。ソイルを敷くだけで水作りが完了するわけではないため、フィルターを稼働させ、水質を確認しながら立ち上げてください。
水槽サイズ別・必要量の目安
底床の厚さを約5cmにする場合の目安です。水槽の高さや水量ではなく、底面の幅・奥行き・敷く厚さで選びます。
| 底面の幅×奥行き | 必要量の目安 |
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| 30×30cm | 約5L |
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| 45×27cm | 約7L |
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| 60×30cm | 約10L |
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| 90×45cm | 約20L |
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| 120×45cm | 約30L |
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体積の計算:幅cm × 奥行きcm × 平均の厚さcm ÷ 1,000 = L
厚く盛る部分や傾斜をつくる場合は、その分を追加してください。石・流木などが占める体積でも必要量は変わります。表は平らに敷く場合のおおよその購入目安です。
使い方と立ち上げの流れ
- 洗わずに敷く。水槽の底に入れ、レイアウトに合わせて厚さや傾斜を整えます。
- 静かに注水し、フィルターを稼働する。粒を崩さないように水を入れます。
- 水作りを行う。2HR Wayの方法では、水草・生体を入れる前に、ライト・CO₂・肥料なしでフィルターを回します。FEASTにはAPT BALANCEを併用する方法を案内しています。
- 水質を確認して、水換え・植栽へ。約2週間は期間の目安で、日数だけで判断しません。アンモニアなどの水質を確認し、ガイドに沿って大換水後に水草を植えます。
詳しい手順は水作り完全ガイドをご確認ください。FEASTを使う場合、ガイドではAPT STARTを使用しない方法を案内しています。
水草を植えたら、液体栄養剤もスタート
ソイルを使っていても、液体栄養剤は植栽直後から使い始めることをおすすめします。水に溶けたカリウムやマグネシウムなどは、水草による吸収や水換えによって減っていくため、継続して補給します。
ソイルや魚・餌から窒素・リンが供給される水槽ではAPT ZERO、窒素・リンも補いたい水槽ではAPT COMPLETE、EI方式で管理する水槽ではAPT EIが選択肢になります。
水槽に合う1種類を選び、毎日・2日に1回・3日に1回など、1週間の規定量を目安に分けて添加してください。毎回ぴったり正確に量る必要はありません。
再利用するときは
底床にたまった汚れをよく吸い出し、既存のFEASTの上に新しいFEASTを約1cm追加する方法があります。粒や底床の状態を確認し、再利用後も水作りと水質確認を行ってください。
追加する量も、底面の幅×奥行き×追加する厚さから計算できます。60×30cmの底面に1cm追加する場合は、計算上約1.8Lです。
よくある質問
使う前に洗いますか?
洗わず、そのまま水槽に敷いてください。注水はソイルを崩さないように静かに行います。
魚やエビをすぐに入れてもいいですか?
敷いて注水した直後の投入は避け、水作りと水質の確認を行ってください。水が透明でも、水作りが完了しているとは限りません。生体を入れるタイミングは水作りガイドに沿って判断してください。
何年使えますか?
水槽環境、植栽量、管理方法によって異なり、一律の年数では案内できません。粒の状態や汚れ、栄養の消費を確認しながら、補給・再利用・交換を検討してください。
30L必要な場合はどう選びますか?
20Lと10L、または15Lを2つなど、合計が必要量になるように選べます。厚く盛る部分がある場合は、その分も含めて計算してください。
必要量や立ち上げに迷ったら
水槽の幅・奥行き、予定する底床の厚さ、レイアウトや植栽の予定を添えてご相談ください。
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