突然コケが増えたら?|設備の変化と水草の不調を確認する順番
水槽を長期間維持していると、突然コケ類が大量発生することがあります。この記事では、その原因と対策について解説をします。
この記事の内容は2HR Wayに基づいています。
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コケ類が大量発生する原因は?

上の写真では、アルテルナンテラ・レインキーミニがCO2の予期せぬ低下により黒ひげコケが発生し、その結果、葉が解け始めています。
下の写真は、サモラス・パルビフロルス・レッドが糸状コケに見舞われています。これは、環境の変化が適応ストレスを引き起こし、水草が弱ってコケ類に対して脆弱になるときに発生します。

これらの原因には魚の大量追加などいくつかの要因が考えられますが、主な原因は以下の3つです。
有機廃棄物のゆっくりとした蓄積
成熟した水槽では、古く傷んだ葉や、水草の過密により劣化した葉の残骸が蓄積することがしばしば見過ごされがちです。これらの古い葉や残骸が蓄積すると、アンモニアの急増やコケ類の発生が引き起こされることがあります。
茂みが完成した時期は、過密や根元の劣化も始まりやすくなります。有茎草は健康な先端を植え直して更新します。これは「すべての水草が多年生ではない」という意味ではなく、古い茎葉を永続的に維持する管理ではないということです。
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流量が徐々に減少する
水草は水槽内で水の流れに依存しており、水の流れは酸素、二酸化炭素、栄養素を葉に運ぶ役割を果たしています。フィルターは時間の経過とともに自然に目詰まりし、その結果、流量が減少することがあります。この流量の減少は目に見えませんが、水草にとっては悪影響を及ぼします。
CO2ディフューザーの目詰まり
これはCO2を添加している水槽では最も影響力があり、かつ最も悪質な問題です。CO2ディフューザーの目詰まりは、効率が50%低下する可能性があります。CO2ミスト濃度の変化は目では気づきにくいものです。
植物が大量に使う炭素の供給が急に減ると、成長を支える仕組みの再調整が必要になり、古葉が傷みコケを招く場合があります。泡が見えていても、十分に溶けて届いているとは限りません。

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改善策は?
コケ類が蔓延した水槽は修復が難しいように見えますが、水草が健康であれば回復の可能性があります。
- 水質パラメーターを安定させ、有茎草をしっかりと成長させます。新芽の成長を観察してください。もしコケ類が見られなければ、水槽は回復の途中にあります。健康な新芽が15cm以上に成長したら、植え替えを行います。古い葉は一般的には回復しないことを覚えておいてください。
- アヌビアス、ブセファランドラ、アルテルナンテラ・レインキーなどの成長の遅い水草は、通常、成長の早い水草よりも回復力があります。これらの水草には、APT FIXまたはAPT FIX IIを試してみると良いでしょう。
- 頻繁な水換えは、有機廃棄物を効果的に取り除く手段です。ただし、この方法は水槽の水質パラメーターと水道水の間に大きな違いがない場合に限ります。
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水槽がコケから回復するまでの時間は?
CO2をしっかり添加した水槽は、まるで速い車のようです。通常、数日から数週間以内に回復することがあります。
一方、CO2添加なしの水槽では、水草の代謝は遅くなります。コケの大量発生はそれほど頻繁ではありませんが、回復するまでに数ヶ月かかることがあります。
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まとめ
葉の古くなった有茎草は定期的に植え替えをしてください。詳しくはこちら。
フィルターの定期的な清掃も重要です。手間がかかる作業かもしれませんが、流量の低下は悪影響を及ぼします。詳しくはこちら
CO2には特に注意が必要です。ディフューザーが詰まると、CO2濃度が50%低下する可能性があります。CO2濃度の測定にはpH降下法を使用してください。
「何も変えていない」ときに確認する3点
底床や茂みの内側の汚れ、フィルターの流量低下、ディフューザーの詰まりは、少しずつ進むため見落としやすい変化です。水槽全体に突然出たコケほど、一つの葉だけを処理する前に共通の変化を探します。
原因を戻した後は新葉を観察します。新葉がコケなく育つなら回復の手掛かりです。元の傷んだ葉が元通りになるのを待たず、有茎草は十分育った健康な先端へ更新します。成長の遅い植物では、対象のコケと植物に適したFIX製品の局所処理を補助に使えます。

