120cm水草水槽のダークスタート実践記録【第5回】
会話は実際のやり取りの要約です。公式個別記事からの補足は「なぜ? 解説」に区別しています。
60cm水槽とは別に、120cm水槽を立ち上げます。今回選ぶのはダークスタート。ソイルと流木・石を入れ、注水してフィルターを回し、植栽は後にする方法です。
初日から植えた60cm水槽では頻繁な換水を続けました。120cm水槽では、植栽を待つ時間を設けることで、初期管理の進め方を変えます。どちらの方法でも、植栽後の管理や水質の確認が不要になるわけではありません。
1.光・CO₂・液肥を始める前に、水を回す
動画で実践したこと
動画では、植物を入れず、照明・CO₂・液肥も使わずに約2週間循環させると説明しています。APT BALANCEで微生物の定着を補助し、植物を迎える前に準備する方針です。
動画のやり取り(要約・逐語引用ではありません)
TALL MAN 山田さん 質問・確認
ダークスタートでは、水草も入れず、ライトもつけないんですね?
THE 2HR AQUARIST JAPAN 回答
水草を植える前に水を回します。光・CO₂・液肥を使わない期間を設け、微生物が増える時間を取ります。
2.植栽を待つ水草は、水槽の外で保管する
動画で実践したこと
再利用するミクロソリウムを袋へ入れ、水を切って少量の水分を残し、涼しい場所で保管する例を紹介。動画では約2週間を想定しています。これは丈夫な水草を保管する実例で、すべての種類や室温で同じ期間を保証するものではありません。

▶ 05:50 この写真の場面を動画で見る
3.APT FEASTを敷き、植えやすい厚みを作る
動画で実践したこと
ソイルはAPT FEASTを洗わずに使用。最初は20Lを入れ、植栽しやすさを考えて5Lを追加し、合計25Lにしています。左右を高くし、中央に空間を残す構成です。動画では、注水時に粒が浮きにくくなるよう、先に霧吹きで濡らす工夫も紹介しています。

▶ 07:15 この写真の場面を動画で見る

▶ 09:50 この写真の場面を動画で見る
4.流木の迫力と、水の通り道を両立する
動画で実践したこと
陰性水草を中心にしたジャングル風の景色を目指し、流木を配置します。左右を盛り上げつつ、完全な左右対称にはせず、奥へ抜ける空間を作っています。流木は約8本を使い、切ったり角度を調整したりしながら接着して固定しています。

▶ 10:55 この写真の場面を動画で見る

▶ 11:45 この写真の場面を動画で見る
5.注水後の透明さと、水作りの完了を分ける
動画で実践したこと
注水後は、ソイルの濁りが少ない様子を確認しています。この回は陰性水草を主に使う予定ですが、栄養系ソイルを選んでいる点も説明。水草の実際の植栽は、まだ行いません。

▶ 14:30 この写真の場面を動画で見る
6.APT BALANCEを添加し、フィルターを動かし続ける
動画で実践したこと
注水後、APT BALANCEのA・Bをそれぞれ3袋添加します。動画ではこの水槽の水量を約200〜250Lと説明して選んだ量です。AとBは役割の異なる微生物を補う組み合わせとして紹介されています。液肥やソイルとは役割が違います。

▶ 17:05 この写真の場面を動画で見る

▶ 18:05 この写真の場面を動画で見る
7.消灯中の水温設定は、植栽前だけの条件として
動画で実践したこと
照明を消し、CO₂も添加せず、フィルターは稼働を続けます。動画では、植物・生体を入れない期間に温度を高めにする話の後、クーラーを24.5℃設定から28℃程度へ上げる操作をしています。設定値と実際の水温は区別が必要です。

▶ 19:00 この写真の場面を動画で見る

▶ 20:00 この写真の場面を動画で見る
約2週間後は、状態を確認して植栽へ
この回で完成したのは、植栽前のレイアウトと循環の準備です。現行公式は、ダークスタート後に大きく換水して植え、光・CO₂・液肥を始める流れを紹介しています。生体導入の判断は、それとは別に水質と安定を確認します。
本シリーズでは60cm水槽も並行して進行しています。
次の公開回:60cm水槽の6週間後を動画で見る ↗今回使った製品
FEASTは底床、BALANCEは今回の添加実演です。COMPLETEなどの液肥は、今回はまだ添加していません。現行の公式製品写真で、動画の使用量を示す画像ではありません。

