コケに悩んだ水槽の6週間後。回復から仕上げへの実践記録【第6回】

2026年10月22日
TALL MAN 山田さんTHE 2HR AQUARIST JAPANなぜ? 解説/公式記事からの補足

吹き出しは実際の会話の要約です。前回からの管理の振り返りと、今回の実演を区別。公式記事からの追加説明はグレーの欄です。

3週間後の撮影から、さらに約3週間。コケに悩んでいた60cm水槽では、水草の葉が大きくなり、脇芽も増えています。今回は、その間に何を変えたのかを振り返り、伸びた草を整え、新しい水草を加えていきます。

立ち上げ6週間後の60cm水槽。コケが落ち着き、水草の成長が目立つ状態です。
立ち上げ6週間後の60cm水槽。コケが落ち着き、水草の成長が目立つ状態です。
▶ 00:45 この写真の場面を動画で見る

1.前回からの3週間に行った、5つの管理

動画で実践したこと

冒頭では、撮影のなかった期間の管理をボードで振り返ります。以下はその報告であり、すべてが今回の映像で最初から実演されるわけではありません。

  • 照明を100%から50%へ変更。
  • グロッソスティグマをすべて抜き、植え直し。
  • オトシンクルスを5匹追加。
  • 排水時、流木へAPT FIXを筆で塗布。
  • 最初の1週間は2日に1回の大きな換水、その後2週間は週1回へ。
前回から3週間の管理を整理したボード。照明、植え替え、生体、流木処理、換水を振り返ります。
前回から3週間の管理を整理したボード。照明、植え替え、生体、流木処理、換水を振り返ります。
▶ 02:28 この写真の場面を動画で見る

動画のやり取り(要約・逐語引用ではありません)

TALL MAN 山田さん 質問・確認

ライトを半分にした判断は、コケが要因だったんですか?

THE 2HR AQUARIST JAPAN 回答

コケの勢いが強く、水草が十分に優勢になれないと感じたので、いったん光量を落として落ち着かせようと判断しました。

▶ 03:23 会話を確認

2.回復した草を、形と密度を見ながら整える

動画で実践したこと

山田さんが有茎草を一本ずつ切り、脇芽の位置を見ながら差し戻します。前へ出すぎたルドウィジア・スーパーレッドなどを調整し、植え込む下部の葉も整理。前回までの回復を優先した剪定から、景色を仕上げる作業へ進んでいます。

前へ伸びたルドウィジアを、脇芽の位置も見ながら切る場面。
前へ伸びたルドウィジアを、脇芽の位置も見ながら切る場面。
▶ 08:40 この写真の場面を動画で見る
健康な上部を差し戻し、高さと密度を整えています。
健康な上部を差し戻し、高さと密度を整えています。
▶ 09:40 この写真の場面を動画で見る

3.底床の汚れを回収し、流木だけにAPT FIXを使う

動画で実践したこと

換水では底床の汚れも一緒に吸い出します。その後、水位を下げた流木へAPT FIXを筆で塗布。動画では約50〜60Lの水槽に約5mlを用意したと説明しています。今回、水草へ直接塗る実演はありません。

排水と同時に、底床にたまった細かな汚れを回収しています。
排水と同時に、底床にたまった細かな汚れを回収しています。
▶ 12:00 この写真の場面を動画で見る
排水して露出した流木へ、筆でAPT FIXを塗る実演。水草へ原液を塗る方法ではありません。
排水して露出した流木へ、筆でAPT FIXを塗る実演。水草へ原液を塗る方法ではありません。
▶ 13:00 この写真の場面を動画で見る
APT FIX(フィックス)の公式製品画像

APT FIX(フィックス) ↗

部分的なコケ処理に使う製品
この回では水位を下げて流木へ筆で塗ります。液肥ではありません。使用上限と対象の水草を確認します。

公式掲載画像:300ml。FIX II(LITE)とは別製品です。

4.4種類の水草を加え、活着する位置を作る

動画で実践したこと

今回はクリプトコリネ・ルーケンス、アヌビアス、アラグアイア・レッドシャープハイグロ、ブセファランドラ・ミニラウンドを追加。アヌビアスとブセは接着剤を少量使って、流木などへ固定します。ほかの2種は排水前に植えたと説明しています。

アヌビアスの接触する部分へ、接着剤を少量付ける場面。
アヌビアスの接触する部分へ、接着剤を少量付ける場面。
▶ 14:45 この写真の場面を動画で見る
流木のくぼみへブセファランドラを配置し、少量の接着剤で固定しています。
流木のくぼみへブセファランドラを配置し、少量の接着剤で固定しています。
▶ 16:30 この写真の場面を動画で見る

5.GHと栄養を補い、光量を戻す方針へ

動画で実践したこと

注水後はAPT SKYとAPT COMPLETEを添加。SKYは水質により量が変わることを確認し、COMPLETEは2プッシュです。FEASTは初回から継続している底床です。今回、照明は植物の色をより引き出すため、50%から100%へ戻して管理する方針を話しています。その後の発色やコケの経過は、まだこの回の結果ではありません。

APT SKYを水に溶かして添加する場面。必要量は現在の水質に合わせると説明しています。
APT SKYを水に溶かして添加する場面。必要量は現在の水質に合わせると説明しています。
▶ 20:10 この写真の場面を動画で見る
APT SKY(スカイ)の公式製品画像

APT SKY(スカイ) ↗

GHを調整するミネラル剤
カルシウム・マグネシウムを補います。現在のGHと育てる種類に合わせて使用量を決めます。

公式掲載画像:150g。

APT COMPLETEを2プッシュ添加する場面。ミネラル剤とは役割を分けて使用します。
APT COMPLETEを2プッシュ添加する場面。ミネラル剤とは役割を分けて使用します。
▶ 20:40 この写真の場面を動画で見る
APT COMPLETE(コンプリート)の公式製品画像

APT COMPLETE(コンプリート) ↗

水草のための液体肥料
植栽した水草へ、水中から必要な栄養を補います。使用量は水量と製品表示を確認します。

公式掲載画像:300ml・ポンプ付き。

APT FEAST(フィースト)の公式製品画像

APT FEAST(フィースト) ↗

底床のソイル
水槽の底に敷き、水草が根を張る土台にします。毎日の添加剤ではありません。

公式掲載画像:5L。写真の容量は、この動画での使用量を示すものではありません。

動画後半の質問から、管理の条件を確認する

動画で扱った質問(要約)

後半は実際に寄せられた質問への回答です。ここでは読者にも関わる3つの論点を整理します。

KHが低いとき、CO₂はどう測る?

動画ではKHが低い水とCO₂濃度の測定について話し、Hannaの測定試薬を紹介しています。

▶ 21:01 KHとCO₂測定の質問へ

立ち上げ時のコケは、すべてFIXで取る?

回答では、傷んだ水草を整理するトリミング・植え替えと、流木や石の部分処理を分けています。この水槽では水草へFIXを使っていないと明言しています。

▶ 24:19 立ち上げ時のコケ対処の質問へ

大きな水換えで、水草が再適応することはある?

動画では、水質へ影響する石を使い、水槽と水道水のKHに大きな差がある場合を例に説明しています。

▶ 26:04 全換水と水質差の質問へ

今回使った製品

FIXは流木処理、SKYはミネラル、COMPLETEは液肥、FEASTは継続使用の底床です。FIX II(LITE)を今回使った製品としては扱いません。製品写真は現行の日本公式画像で、使用量を示すものではありません。

APT FEAST(フィースト)の公式製品画像

APT FEAST(フィースト) ↗

底床のソイル
水槽の底に敷き、水草が根を張る土台にします。毎日の添加剤ではありません。

公式掲載画像:5L。写真の容量は、この動画での使用量を示すものではありません。

APT COMPLETE(コンプリート)の公式製品画像

APT COMPLETE(コンプリート) ↗

水草のための液体肥料
植栽した水草へ、水中から必要な栄養を補います。使用量は水量と製品表示を確認します。

公式掲載画像:300ml・ポンプ付き。

APT SKY(スカイ)の公式製品画像

APT SKY(スカイ) ↗

GHを調整するミネラル剤
カルシウム・マグネシウムを補います。現在のGHと育てる種類に合わせて使用量を決めます。

公式掲載画像:150g。

APT FIX(フィックス)の公式製品画像

APT FIX(フィックス) ↗

部分的なコケ処理に使う製品
この回では水位を下げて流木へ筆で塗ります。液肥ではありません。使用上限と対象の水草を確認します。

公式掲載画像:300ml。FIX II(LITE)とは別製品です。